<第5回>ワークショップ「文化観光における展示づくり」開催レポート(後編)
魅力的な展示で来場者を増やそうと、全国各地の博物館・美術館が知恵を絞っています。前編に続き、「展示の工夫」を考える第5回ワークショップでは、佐賀県立九州陶磁文化館、群馬県立歴史博物館、東洋文庫ミュージアムの3館が、「分かりやすく来場者の興味を引きつける展示」の工夫や方法論について最新の事例を紹介しました。
「磁器文化」発祥の地へ興味を引き出す佐賀県立九州陶磁文化館 徳永貞紹・副館長
佐賀県立九州陶磁文化館は、同県有田町で昭和55年(1980年)に開館した陶磁器とその関連