文化観光コーチングチーム「HIRAKU」

文化庁より、「文化観光」に関する委託事業を受けて活動しています。多様な分野からの専門家の仲間たちが集まったチームです。文化観光に関する役立ちそうな情報を、HIRAKUチームがおすすめするグッドプラクティスとして発信していきます。

文化観光コーチングチーム「HIRAKU」

文化庁より、「文化観光」に関する委託事業を受けて活動しています。多様な分野からの専門家の仲間たちが集まったチームです。文化観光に関する役立ちそうな情報を、HIRAKUチームがおすすめするグッドプラクティスとして発信していきます。

マガジン

  • 【分類タグ】コンセプトづくり

    18本

    文化観光についてのコンセプトづくりや計画づくりのノウハウに関する記事をまとめたマガジンです。

  • 【分類タグ】展示の工夫

    22本

    博物館・美術館での展示の手法や作品解説、見せ方などの工夫について書いた記事をまとめたマガジンです。

  • 【分類タグ】地域の文化資源を発掘

    28本

    地域にあるユニークな文化資源を「どうコンテンツとしていくか」に関する記事をまとめたマガジンです。

  • 【分類タグ】文化観光ワークショップ

    21本

    文化庁などが主催した文化観光ワークショップやシンポジウムの採録記事をまとめたマガジンです。

  • 【分類タグ】地域と連携⇄魅力を共創

    28本

    文化の発信者や担い手と、観光・経済のプレイヤーが連携して地域の魅力を発信している記事をまとめたマガジンです。

記事一覧

    • デジタル活用の展示は「3カン」で考えよう――文化観光コンテンツづくりのポイントを乃村工藝社の専門家に聞く

       博物館や美術館でも、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)そしてAI(人工知能)などのデジタルテクノロジーを駆使した展示が注目されるようになっています。来館者の理解を助けるデジタルテクノロジーは導入に初期投資や運営コストが必要になるものの、観光客を集める目玉になり得ます。  この技術を活用して「わかりやすく魅力的な展示」を企画する際には、博物館・美術館側ではどんな準備をすればいいのでしょうか。展示企画の大手でデジタル関連の展示に詳しい乃村工藝社のクリエイティブ本部コンテンツ・イ

      デジタル活用の展示は「3カン」で考えよう――文化観光コンテンツづくりのポイントを乃村工藝社の専門家に聞く

      • 守りたい地域の宝、文化観光で磨き未来へつなぐ――文化庁主催「文化観光推進事業オンライン説明会」開催報告

         文化庁は2024年(令和6年)11月5日、「地域と文化の未来をつくる文化観光」をテーマに文化観光推進事業のオンライン説明会を開催しました。  今回のオンライン説明会には「文化観光で地域づくりを進めたい」と考える全国の博物館や美術館、自治体の関係者など、300人を超える方々にご参加いただきました。     このオンライン説明会のアーカイブ動画は以下よりご覧いただけます。 ■基調講演① 地域文化を未来に受け継ぐ文化観光の挑戦文化庁 博物館支援調査官 中尾 智行  2020

        守りたい地域の宝、文化観光で磨き未来へつなぐ――文化庁主催「文化観光推進事業オンライン説明会」開催報告

        • 物語がつむぐ魅力――文化観光を強化するナラティブ展示の極意

           博物館や美術館が所蔵・展示している文化財や地域にある文化資源に、観光客が「何度も訪れたい」と思える価値を見いだしてもらうには、どうすればよいのでしょうか。効果的なのが「ストーリーとして魅《み》せる」ことだと言われます。最近では“ナラティブ”(「物語」「語り」などの意味)という言葉でマーケティングにも使われます。地域を訪れる人が主体となって「文化と観光を組み立てていく」イメージとも考えられるでしょう。文化観光の「ナラティブを鍛える」という視点で、過去の記事から参考になる考え方

          物語がつむぐ魅力――文化観光を強化するナラティブ展示の極意

          • 長野県立美術館が挑むオリジナル商品づくり、「地元発ワイン」で地域プロデュース学ぶ

             2021年(令和3年)にリニューアルオープンした長野県立美術館。長野県で唯一の県立美術館として、県内の文化観光拠点計画の中核となっています。同美術館を起点に、長野市最大の観光名所「善光寺」に隣接する地の利を生かして周辺エリアに回遊を促そうと奮闘する中で、観光県・長野をプロデュースする新しい商品づくりも強化しています。 「景観に調和する美術館」ワインで表現 2024年9月7日の夕刻、長野県立美術館(以下、長野県美)の屋上広場「風テラス」。笠原美智子・館長による乾杯の発声とと

            長野県立美術館が挑むオリジナル商品づくり、「地元発ワイン」で地域プロデュース学ぶ

            • 11月5日(火)「文化観光推進事業オンライン説明会 ~地域と文化の未来をつくる文化観光~」を開催します

              ○  文化庁では、文化の本質的価値を広く享受してもらうこと、文化の振興を起点とした観光振興・地域活性化によって生じた経済的・社会的価値が文化の振興に再投資される好循環を創出することを目指し、文化観光推進法に基づき、計画の認定、財政的な支援や専門的な助言等を行う文化観光推進事業を実施しております。 ○  令和4年に成立した改正博物館法においても、博物館の事業として、文化観光その他の活動に取り組むことで地域の活性化に寄与することが加えられました。 ○  わが国の多様な文化資源

              11月5日(火)「文化観光推進事業オンライン説明会 ~地域と文化の未来をつくる文化観光~」を開催します

              • 予算なくても「魅力ある展示」、気づき生むアイデア・工夫を探る――ふじのくに地球環境史ミュージアム/江戸東京博物館/東洋文庫(文化観光のコツ その②)

                 「目指したい理想の展示はあるが、予算が……」  どんな規模の博物館・美術館でも、展示や解説に満足のいく予算を投じられるケースはあまり多くはないでしょう。予算が限られる中で、わかりやすく効果的な展示・解説が求められます。今回は大きなコストをかけずにアイデアと工夫で来館者を魅了してきた、オリジナリティにあふれる展示の実例をご紹介します。 元校舎、つくえ・いす・教室を効果的に利活用 廃校となった高校の校舎をそのまま博物館に転換した「静岡県立ふじのくに地球環境史ミュージアム」(静

                予算なくても「魅力ある展示」、気づき生むアイデア・工夫を探る――ふじのくに地球環境史ミュージアム/江戸東京博物館/東洋文庫(文化観光のコツ その②)