マガジンのカバー画像

【分類タグ】コンセプトづくり

17
文化観光についてのコンセプトづくりや計画づくりのノウハウに関する記事をまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

守りたい地域の宝、文化観光で磨き未来へつなぐ――文化庁主催「文化観光推進事業オン…

 文化庁は2024年(令和6年)11月5日、「地域と文化の未来をつくる文化観光」をテーマに文化観…

物語がつむぐ魅力――文化観光を強化するナラティブ展示の極意

 博物館や美術館が所蔵・展示している文化財や地域にある文化資源に、観光客が「何度も訪れた…

予算なくても「魅力ある展示」、気づき生むアイデア・工夫を探る――ふじのくに地球環…

 「目指したい理想の展示はあるが、予算が……」  どんな規模の博物館・美術館でも、展示や…

世界遺産の富岡製糸場、「革新し続ける遺伝子」で誘客シナリオ練り上げる

 2014年(平成26年)6月に世界遺産として登録されて10周年を迎えた富岡製糸場(群馬県富岡市…

別府・鉄輪「地獄」が生んだ温泉文化を浴びる――地獄温泉ミュージアムで“名湯化”を…

 山並みを眺めると所々で温泉から噴き上がる白い蒸気がたなびく大分県別府市。名湯で知られる…

掲げる「旗印」伴走してチームから引き出す、文化観光コーチングの意義――令和5年度 …

 全国各地の自治体・文化観光拠点施設が推進する文化観光施策を、企画段階から取りまとめをサ…

進化し続けるナイトミュージアム――成果が出始めた徳川美術館の試行錯誤

 博物館や美術館が夜の時間帯に特別企画展やイベントを開催する「ナイトミュージアム」が国内でも徐々に広がりを見せています。2021年(令和3年)から2023年末まで8回のナイトミュージアムを開催してきた徳川美術館(名古屋市)は文化観光の観点から、悩みながらも熱心にナイトイベントを磨き上げてきた館の1つです。徳川美術館の“試行錯誤の軌跡”を追いました。   「ナイトミュージアムの需要があるのかは半信半疑でした。過去に夏場などの夜間延長開館を実施したこともありましたが、人が来なく

寺田倉庫「アートの保管業から文化振興」シフトで躍動する東京・天王洲――令和5年度 …

  寺田倉庫は自社の倉庫スペースをいかに文化的な場につくり変え、本社のある天王洲(東京都…

「だれもが楽しめる美術館」 ユニバーサル展示の気づきを発信する京都国立近代美術館

 「見る」だけでなく「触る」「聞く」といった、様々な感覚を使って作品を楽しめるユニバーサ…

文化資源の魅力に触れる周遊体験づくり〜掘り起こし、ストーリーを編む〜 【第6回】文…

 美術館や博物館などを訪問した旅行客が、地域の持つ文化資源の豊かさに魅せられてもっと地域…

<第5回>ワークショップ「文化観光における展示づくり」開催レポート(後編)

 魅力的な展示で来場者を増やそうと、全国各地の博物館・美術館が知恵を絞っています。前編に…

レポート:文化観光拠点施設を中核とした地域における計画推進支援事業シンポジウム

第1部 活動報告 「コーチング事業を振り返って」 株式会社つぎと 会長 金野 幸雄 第1部で…

【クラフトフェアまつもと】「いいね!」を直に届けられる。作り手と使い手のしあわせ…

お客さんと、一対一の会話ができる場所「知らない人たちが、自分の作品を見ながら、話してる……

【クラフトフェアまつもと】日本初のクラフトフェアが38年も続いている5つの理由(後編)

ポイント① 参加者をルールで縛りすぎない「クラフトフェアまつもと」は、発表の場をもたない個人の工芸作家を応援するためにはじまった展示販売会です。 運営する伊藤さんたちは、フェアを立ち上げた当初から「参加者(作家)の自主性を尊重する」ことを大切にしてきました。 「最低限のルールは守ってもらいますが、それ以外は作家さんに任せます。」 そのため、自分の作品を手に取ってくれる人に、ギターで歌をプレゼントする人や、コーヒーを入れてごちそうする作家もいたといいます。また、初期のころは