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【分類タグ】コンセプトづくり

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文化観光についてのコンセプトづくりや計画づくりのノウハウに関する記事をまとめたマガジンです。
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記事一覧

世界遺産の富岡製糸場、「革新し続ける遺伝子」で誘客シナリオ練り上げる

 2014年(平成26年)6月に世界遺産として登録されて10周年を迎えた富岡製糸場(群馬県富岡市…

別府・鉄輪「地獄」が生んだ温泉文化を浴びる――地獄温泉ミュージアムで“名湯化”を…

 山並みを眺めると所々で温泉から噴き上がる白い蒸気がたなびく大分県別府市。名湯で知られる…

掲げる「旗印」伴走してチームから引き出す、文化観光コーチングの意義――令和5年度 …

 全国各地の自治体・文化観光拠点施設が推進する文化観光施策を、企画段階から取りまとめをサ…

進化し続けるナイトミュージアム――成果が出始めた徳川美術館の試行錯誤

 博物館や美術館が夜の時間帯に特別企画展やイベントを開催する「ナイトミュージアム」が国内…

寺田倉庫「アートの保管業から文化振興」シフトで躍動する東京・天王洲――令和5年度 …

 寺田倉庫は自社の倉庫スペースをいかに文化的な場につくり変え、本社のある天王洲(東京都…

「だれもが楽しめる美術館」 ユニバーサル展示の気づきを発信する京都国立近代美術館

 「見る」だけでなく「触る」「聞く」といった、様々な感覚を使って作品を楽しめるユニバーサ…

文化資源の魅力に触れる周遊体験づくり〜掘り起こし、ストーリーを編む〜 【第6回】文化観光ワークショップ開催リポート(その①)

 美術館や博物館などを訪問した旅行客が、地域の持つ文化資源の豊かさに魅せられてもっと地域を歩きたい、回りたいと思ってもらうには、どうすればよいのか――。  文化庁は2023年11月14日と21日の2日間、全国の博物館・美術館や自治体などの文化観光担当者向けに、文化資源と地域の魅力を一体化させ、訪問客に価値ある周遊体験を提供する「ストーリーづくり」を学ぶオンラインワークショップを開催しました。  初日(DAY 1)の講師は、墨田区観光協会などで観光開発に携わるなどの経験を持つリ

<第5回>ワークショップ「文化観光における展示づくり」開催レポート(後編)

 魅力的な展示で来場者を増やそうと、全国各地の博物館・美術館が知恵を絞っています。前編に…

レポート:文化観光拠点施設を中核とした地域における計画推進支援事業シンポジウム

第1部 活動報告 「コーチング事業を振り返って」 株式会社つぎと 会長 金野 幸雄 第1部で…

【クラフトフェアまつもと】「いいね!」を直に届けられる。作り手と使い手のしあわせ…

お客さんと、一対一の会話ができる場所「知らない人たちが、自分の作品を見ながら、話してる……

【クラフトフェアまつもと】日本初のクラフトフェアが38年も続いている5つの理由(後…

ポイント① 参加者をルールで縛りすぎない「クラフトフェアまつもと」は、発表の場をもたない…

みんな違ってみんないい:山梨から生まれた「ウェルビーイング」(後編)

異なる背景や思想を持つ関係者が地域計画を進める上で必要な3つのポイント私は複数の文化施設…

みんな違ってみんないい:山梨から生まれた「ウェルビーイング」(前編)

山梨らしい「ウェルビーイング」を探すステップ皆さんは、「ウェルビーイング」という言葉をご…

ガッカリさせない「文化観光」、基本の再確認で地域活性化に貢献を――文化庁・竹内寛文調査官に聞く

 2020年(令和2年)に「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」(以下、文化観光推進法)が制定され、全国で文化観光の振興に取り組み始めて3年が経過しました。コロナ禍の後で新規巻き返しの第2フェーズに入った文化観光への取り組み方について、文化庁参事官(文化拠点担当)付の竹内寛文・文化観光支援調査官に話を聞きました。 ――新型コロナウイルス感染症が収束し、海外からのインバウンド(訪日外国人)が再び増え始めています。2023年6月の訪日外国人客数は