マガジンのカバー画像

【分類タグ】地域と連携⇄魅力を共創

27
文化の発信者や担い手と、観光・経済のプレイヤーが連携して地域の魅力を発信している記事をまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

#地域創生

持続的に文化を育む。振興する。経済を回す。

最近、文化振興は、人の営みにとって大事な潤滑油のようなものだと感じることが多い。現在の高…

文化施設を「部室」に 人を巻き込む企画のたてかた (後編)

文化観光推進法の目的には、ホストコミュニティとなる地域住民が自分たちの地域を学び、愛着を…

「ホネホネ団」「秘密基地」……。 博物館のサークル活動に見る“自家発電”の仕組み…

私は小さな頃から旅好きでした。はじめての一人旅は小学3年生。当時住んでいた浦安市から電車…

【福島県立博物館】入場者数減の危機から生まれた「チームけんぱく」の絆(前編)

福島県会津若松市にある「福島県立博物館(けんぱく)」は、さまざまな人たちが活動に関わり、…

【福島県立博物館】どんな人でも気軽に来られる「敷居のない」博物館へ(後編)

福島県会津若松市にある「福島県立博物館」。ここは、文化の担い手を創出している先駆的な博物…

いにしえの水路復活と、阿波の「さしすせそ」で浮かび上がるJAPAN BLUEの源流文化

「徳島」ときいて何を思い浮かべますか? みなさんは、「徳島」と聞いた時、何を思い浮かべる…

【MOA美術館】日本の芸術文化観光を「創り」「守り」「育む」には?(後編)

アートの循環を支える「ピラミッド構想」とは何か後編では、前編でお伝えしたピラミッドの構想を実現するために、どうしたらいいのかを、各層に分けてもう少し細かくみていきたいと思います。まずは、最初の層です。MOA美術館はこれまでも積極的に事業企画を進めており、多くの来館者が訪れています。 特に、世界的にも価値のある伝統芸術に関しては、高い知見と多くの経験を持っておられます。ここでしか見られない展示企画を継続し、今まで以上に海外にも発信していくことが有効です。 2層目の「MO A

【MOA美術館】創作活動の「入口」を広げよう(前編)

「これからの日本の文化芸術を支えていく」役割を担う美術館MOA美術館は静岡県熱海市にある日…

【備前長船刀剣博物館】日本刀の魅力を、英語でどう伝えるか。試行錯誤の挑戦(後編)

岡山県瀬戸内市「備前長船刀剣博物館」に、多言語支援員として着任したイギリス人のトゥミ・グ…

博物館が考える、刀剣文化のつなぎ方

かつては「一家に一振」といわれた日本刀。ですが、今は日常生活から離れた存在になってしまい…

<第3回>ワークショップ「地域の人にひらかれたミュージアムをつくろう」開催レポー…

西澤真樹子さん基調講演私が所属している「NPO法人大阪市自然史センター」は、「大阪市立自然…

【クラフトフェアまつもと】「いいね!」を直に届けられる。作り手と使い手のしあわせ…

お客さんと、一対一の会話ができる場所「知らない人たちが、自分の作品を見ながら、話してる……

【クラフトフェアまつもと】日本初のクラフトフェアが38年も続いている5つの理由(後…

ポイント① 参加者をルールで縛りすぎない「クラフトフェアまつもと」は、発表の場をもたない…

小樽の歴史的遺産を磨き直し、地域の良品づくりをプロデュース

歴史の重みがある建造物がつらなる北海道小樽市の街並みは、それ自体が文化と観光の旗印となって人を集めます。小樽市は、明治以前には北前船の寄港地として、そして明治期からは北海道開拓者を迎える「海の玄関口」として大きく栄え、2022年に市制100周年を迎えました。その文化観光の資産(アセット)を活用して、特長ある雑貨・グッズ、みやげものの開発を進めてきた「小樽百貨UNGA↑」の取り組みに迫ります。 歴史ある建物を活用し、文化の価値を再発見 JR小樽駅から港に向かって徒歩8分。小