文化観光コーチングチーム「HIRAKU」

文化庁より、「文化観光」に関する委託事業を受けて活動しています。多様な分野からの専門家の仲間たちが集まったチームです。文化観光に関する役立ちそうな情報を、HIRAKUチームがおすすめするグッドプラクティスとして発信していきます。

文化観光コーチングチーム「HIRAKU」

文化庁より、「文化観光」に関する委託事業を受けて活動しています。多様な分野からの専門家の仲間たちが集まったチームです。文化観光に関する役立ちそうな情報を、HIRAKUチームがおすすめするグッドプラクティスとして発信していきます。

マガジン

  • 【分類タグ】コンセプトづくり

    文化観光についてのコンセプトづくりや計画づくりのノウハウに関する記事をまとめたマガジンです。

  • 【分類タグ】地域の文化資源を発掘

    地域にあるユニークな文化資源を「どうコンテンツとしていくか」に関する記事をまとめたマガジンです。

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  • 【分類タグ】地域と連携⇄魅力を共創

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    旅の思い出を引きだす地元のおみやげや地域の新たな名産品、また博物館・美術館のオリジナルグッズなど、文化観光を盛り上げるための「ものづくり」についての記事をまとめました。

記事一覧

いにしえの水路復活と、阿波の「さしすせそ」で浮かび上がるJAPAN BLUEの源流文化

<第2回>ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」開催レポート(後編)

<第2回>ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」開催レポート(前編)

【備前長船刀剣博物館】日本刀は、なぜ1000年を超えても輝きを保っているのか?(前編)

【備前長船刀剣博物館】日本刀の魅力を、英語でどう伝えるか。試行錯誤の挑戦(後編)

【福島県立博物館】どんな人でも気軽に来られる「敷居のない」博物館へ(後編)

いにしえの水路復活と、阿波の「さしすせそ」で浮かび上がるJAPAN BLUEの源流文化

「徳島」ときいて何を思い浮かべますか? みなさんは、「徳島」と聞いた時、何を思い浮かべるでしょうか? 阿波踊り、鳴門の渦潮。この2つが頭に浮かぶ人は少なくないでしょう。 では、それ以外は……? 鳴門の鯛や鳴門金時、すだち、徳島ラーメンなどは出てくるかもしれません。しかし、日本でも屈指の秘境と言われる県西部、祖谷(いや)のかずら橋や大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)。ポカリスエットやオロナミンCの大塚製薬、青色LEDの日亜化学。日本で唯一電化された鉄道路線がない……などが思い浮ぶ

<第2回>ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」開催レポート(後編)

2022年10月14日、第2回ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」がオンラインにて開催されました。前編に引き続き、ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美さんと話題のグッズを手がける博物館の方に登壇いただき、人気商品の発表や愛される商品を開発する秘訣についてディスカッションを行いました。 登壇者によるミュージアムグッズの紹介とディスカッションもりおか歴史文化館(学芸員・小西治子さん) 小西さん 当館は、岩手県の県庁所在地である盛岡市

<第2回>ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」開催レポート(前編)

2022年10月14日、第2回ワークショップ「ミュージアムグッズヒットの秘訣:愛される商品開発は何が違うのか?」がオンラインにて開催されました。前回ワークショップに続き、ミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美さんをお招きし、話題のグッズを手がける博物館の方々にも登壇いただき、 人気商品の発表や愛される商品を開発する秘訣についてディスカッションを行いました。 基調講演「ミュージアムグッズは何のためにあるんだろう?」大澤さん 今回は、「ミュージアムグッズは何のためにあるんだろう?」

【備前長船刀剣博物館】日本刀は、なぜ1000年を超えても輝きを保っているのか?(前編)

2022年4月より、岡山県瀬戸内市の「備前長船刀剣博物館」に、多言語支援員としてトゥミ・グレンデル・マーカンさんが着任しました。イギリスで生まれ育ったトゥミさんには、「日本刀の真の魅力を海外に広めたい」という目標があります。今回は、学芸員の杉原賢治さんとの対談を通して、日本刀に興味を持ったきっかけや、日本に来た理由などについて教えていただきました。 日本刀との出会いは「The Craft of the Japanese Sword」――トゥミさんは、なぜ日本刀に興味を持つよ

【備前長船刀剣博物館】日本刀の魅力を、英語でどう伝えるか。試行錯誤の挑戦(後編)

岡山県瀬戸内市「備前長船刀剣博物館」に、多言語支援員として着任したイギリス人のトゥミ・グレンデル・マーカンさん。日本刀の真の魅力を海外に伝えていくことを目指して、来日しました。前編記事につづき後編では、日本刀について英語で伝えることの難しさや翻訳で工夫していること、これからの目標などについて教えていただきました。 刀にまつわるエピソードやストーリーも伝えたい ――トゥミさんは今、具体的にどんな仕事をしていますか?   トゥミさん 備前長船刀剣博物館の多言語支援員として、展示

【福島県立博物館】どんな人でも気軽に来られる「敷居のない」博物館へ(後編)

福島県会津若松市にある「福島県立博物館」。ここは、文化の担い手を創出している先駆的な博物館です。地域住民や企業、商工会議所、行政、大学、アーティストなど、多くの人や団体が「チームけんぱく」(けんぱく=県立博物館)の一員となり、力を合わせてさまざまなプロジェクトを進めています。前編に続き、後編は「福島県立博物館」がこれから目指すもの、地域とのコミュニケーションの取り方などについて、お話を伺いました。 「人と共有したい」という気持ちから、博物館の学芸員へ――小林さんは、なぜ学芸