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旅行者が文化を理解し地域を歩く観光体験を設計する【第6回】文化観光ワークショップ開催レポート(その②)
訪問客に価値ある周遊体験を提供する「ストーリーづくり」に焦点を当てた文化庁の文化観光オンライン・ワークショップが2023年11月14日と21日の2日間、開かれました。2日目(DAY2)は、観光庁「広域周遊観光促進のための派遣専門員」などを務める株式会社アンドアイの室田明里(むろた・あかり)代表に「地域資源のコンテンツ化と持続的な運用方法 〜 文化観光編 〜」をテーマに講演していただきました。その
もっとみる文化資源の魅力に触れる周遊体験づくり〜掘り起こし、ストーリーを編む〜 【第6回】文化観光ワークショップ開催リポート(その①)
美術館や博物館などを訪問した旅行客が、地域の持つ文化資源の豊かさに魅せられてもっと地域を歩きたい、回りたいと思ってもらうには、どうすればよいのか――。
文化庁は2023年11月14日と21日の2日間、全国の博物館・美術館や自治体などの文化観光担当者向けに、文化資源と地域の魅力を一体化させ、訪問客に価値ある周遊体験を提供する「ストーリーづくり」を学ぶオンラインワークショップを開催しました。
初
地域の文化資源で周遊ツアーづくり、大分県「竹工芸をめぐる旅」は何を魅せたか
地域にある文化資源の魅力を多くの観光客に知ってもらうため、文化観光の周遊コンテンツづくりが課題となっています。竹という地域の資源を有効活用してきた文化と歴史を持つ大分県は、特に「竹工芸」に着目し、竹工芸にまつわる関連施設や、実際に竹細工を体験できるツアーなどの企画に乗り出しました。同県が企画したツアー取材に参加し、美術館での竹工芸品の展示にとどまらない、地域を周遊するコンテンツづくりに向けて魅力
もっとみる「だれもが楽しめる美術館」 ユニバーサル展示の気づきを発信する京都国立近代美術館
「見る」だけでなく「触る」「聞く」といった、様々な感覚を使って作品を楽しめるユニバーサル展示に力を入れているのが京都国立近代美術館(MoMAK)です。障害のあるなしにかかわらず、「誰もが同じように満足できる空間」の可能性を追求し続けてきた同館は、まず「美術館はこうあるべきだ」という思い込みを見直すことから始めました。国内外から来館者を迎える文化観光の視点からだけではなく、多様な利用者に開かれた文
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