文化観光コーチングチーム「HIRAKU」
文化観光についてのコンセプトづくりや計画づくりのノウハウに関する記事をまとめたマガジンです。
地域にあるユニークな文化資源を「どうコンテンツとしていくか」に関する記事をまとめたマガジンです。
文化の発信者や担い手と、観光・経済のプレイヤーが連携して地域の魅力を発信している記事をまとめたマガジンです。
旅の思い出を引きだす地元のおみやげや地域の新たな名産品、また博物館・美術館のオリジナルグッズなど、文化観光を盛り上げるための「ものづくり」についての記事をまとめました。
文化庁などが主催した文化観光ワークショップやシンポジウムの採録記事をまとめたマガジンです。
カシャーン、カシャーン、カシャーン、カシャーン、 カシャーン、カシャーン、カシャーン、カシャーン! その空間に足を踏みいれた者は皆、絶え間なく鳴り響く力強い音に圧倒されるに違いない。会話さえままならない、爆音と呼んでも差支えない音量。けれども、その音色はどこか柔らかく、懐かしささえ感じさせる。 何代も受け継がれた機械は、まるで見慣れない生き物のような動きを繰り返しながら、色とりどりの美しい布を織りあげてゆく。金属特有の重たい音が、木造の古いアトリエに共鳴し、工業的な騒音
動物園、博物館など、社会には、様々な生き物やその剥製を展示している施設が存在する。子供たちはそうした施設を訪ねると、初めて見る様々な動物たちやその逞しさや可愛らしさに大きな感動や刺激を受ける。大人も、日常の喧騒から離れて、動物たちと触れ合うと、なんとも言えない優しい気持ちになる。地球には様々な動物たちがいて、一緒に暮らしているのだと改めて感じることができる。 動物園における、展示の創意工夫20年くらい前だったか、動物たちの生態をもっと深く知ってもらうために、動物園では「行動
徳島市の中心街をめぐる、小さな船の旅 徳島県徳島市に、知る人ぞ知る周遊船「ひょうたん島クルーズ」があります。乗船時間は20分程度。市の中心街を囲む川を、子どもでも怖くないスピードで、ぐるりとまわります。面白いのは、川面が地上と近いので、ビルや住宅、公園などの街並みが景色となって流れていくこと。前方に目を向けると、徳島市を象徴する眉山の美しい稜線が飛び込んできます。 「ひょうたん島」といわれているのは、新町川や助任川などに囲まれた市の中心街が、そのままひょうたんのようなカタチ
新幹線で長野駅に降り立って、最近リニューアルしたばかりの長野県立美術館に向かう。徒歩で30分、タクシーで9分、バスだと善光寺北バス停まで11分で徒歩2分、長野電鉄だと善光寺下駅まで4分で徒歩12分とGoogleマップが教えてくれる。私は迷わず長野電鉄+徒歩を選択した。鉄道マニアではないのだが鉄道は好きだ。プチ鉄。移動手段としてバスより電車を選ぶし、空港より駅を選ぶ。歩くのは苦にならない。 長野電鉄の長野駅は地下駅であった。券売機で切符を買ってそそくさと改札(自動改札ではなく
「文化」を調べてみた 最近、文化に真剣に向き合っている。今までも国内外で様々な文化に触れてきた。でも、「文化ってなんだろう」と、原点に立ち返って考えることは、これまでなかったと思う。そんなこんなで、急に「文化」を調べたくなった。早速インターネットを叩くと、ウェブで検索できる辞書がいくつも出てきた。 まずは広辞苑。『人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む』とある。「人間が自然に
こんにちは! 文化庁より、「文化観光」に関する委託事業を受けて活動しているHIRAKUと申します。まちづくり、経営戦略、クリエイティブ、空間デザイン、アート、建築、ツアー、IT、脳科学、教育、多様な分野からの専門家の仲間たちが集まったチームです。 本日より、noteをはじめることにしました。 よろしくお願いいたします。 「文化観光」がはじまる背景について少しだけご紹介します。2020年5月に、「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」という新しい